• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

株価急落と不動産市場つれづれ

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第114話 著者のプロフィールを見る

2013/5/28 掲載

5月23日の日経平均株価は1,143円安の14,483円と、歴代11位となる大幅下落。肝を冷やした方も多かったのではないでしょうか。

寄り付き後は315円高( 15,492円 )と07年12月以来の高値水準だったものの、中国の製造業に関する経済指標悪化をきっかけに、午後に入るとジェットコースターのように下げ幅を拡大。何度か一服する場面もありつつ、終盤になって下げ幅は1,000円を超えました。

これをもって「 バブルがはじけた 」という向きもあるのですが、これは多分に現政権の政策に反対である方面からのもので、実際はそれほど大げさなものではないでしょう。むしろ、昨年11月からプラス84%と、急激に上げすぎた水準を冷却する効果があってよかったのではないでしょうか。

現在、株式市場の主役は「 外国人投資家 」。このところ買い越しているのは彼らのみで、国内の「 個人 」「 法人 」「 証券会社 」は揃って売り越し。国内は意外と加熱していないようです。

バブル懸念があるうちは健全、安心ともいえます。前回のバブルとその崩壊過程では、90年代中盤・後半になっても株価の回復を期待している人が多かったのです。いま...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

閉じる

ページの
トップへ