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「悪いヒビ」に要注意

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第119話 著者のプロフィールを見る

2013/8/5 掲載

「 建物の耐震性や劣化具合をあらかじめ把握しておきたい 」という購入者の増加や、「 不動産仲介業者さんからすすめられた 」「 知人がホームインスペクションをしたのを聞いて 」といったご依頼など、さくら事務所のホームインスペクション( 住宅診断 )案件はここに来て急増しています。

不動産仲介業者さんの場合には、他社との差別化戦略の一環として、あるいは自身の仲介業務のリスクヘッジとして、第三者のホームインスペクション( 住宅診断 )を採り入れるケースが多いようです。

米国では、州によって異なるものの、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識化。国や州とは直接関係のない、民間によって行われるもの、という位置づけです。

ホームインスペクターに関して特に資格制度はなく、その品質にはバラつきがあるため、インスペクターに対して29州が何らかの法規制をしています。ホームインスペクション結果を書面として提出し、対面で説明するのが一般的なスタイルです。

フィー( 料金 )は日本円で3万円台~7万円、中心は5万円前後。全米には2万人を超えるホームインスペクターがいますが、アメリカホー...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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