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セブ島の区分を購入した理由

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第121話 著者のプロフィールを見る

2013/9/4 掲載

「 ますます増加する日本の空き家問題。いまどういうことが起こっているのでしょうか 」

セブ島にいる間に何度か、日本のテレビやラジオに国際電話で出演して、そんな質問をうけました。あちらで日本の不動産市場の話をしていると、「 経済は成熟、多数の空き家を抱える日本と、これから高度経済成長、住宅が足りないセブ島 」という構図のギャップに、なんとも不思議な気持ちになったものです。

● 日本の1960年代に似た状況

日本を海外から見た場合、投資にもっともふさわしかったのは1960年代。この後すさまじい高度経済成長、つまりGDPの増大、インフレ、高金利、所得上昇のなか、2度のオイルショックを乗り切り、不動産価格は数倍に高騰。温度差はあるものの、どこで何を買っても結果オーライだった時代でした。セブ島ではこれからそれが起こると予想されます。


市街地価格指数・全国木造建築費指数( 一般財団法人日本不動産研究所研究部 )より長嶋修事務所作成

ところであのころの日本は、不動産市場が全くの未整備。建物はもちろん旧耐震、中古市場に至っては、データベースすらない状態。いま考えるとずいぶんリスクがありますね。さらにローン金利だ...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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