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私の買った物件と海外不動産投資の注意点

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第122話 著者のプロフィールを見る

2013/9/5 掲載

●海外不動産投資のリスク

昨日のコラムの続きです。海外不動産投資を行うにあたり、押さえておかなければならないことがいくつかあります。

まず「 為替リスク 」。いくら収益が上がったり資産価格が上昇しても、相対的な円高になってしまっては、いったい何をやっているかわからない、という事態に。欧米などの先進国や一部アジア地域などの場合、為替の大きなトレンドをつかんでおくのは必須でしょう。

新興国で、今後経済成長が見込まれる国の場合、大きなところではその国の通貨は相対的にパワーを持つことが予想されますので、ここについてリスクはもちろんあるものの、むしろ強くなっていく通貨を持つことができるメリットが生じる可能瀬が高まります。

次に「 不動産取引慣行の違い 」です。日本の不動産市場は、他先進国と比べれば未整備であり、とりわけ中古市場は今後数年間で急速に整備が行われるといった段階ですが、それでも新興国に比べれば格段に整理されています。

権利はどう守られるのか。建物に欠陥や不具合があったらどうなるのか。家賃や税金は?など、ひと通りのことについて、日本との違いを認識しておく必要があります。そのためにはまず、日本の不動...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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