●海外不動産投資のリスク
昨日のコラムの続きです。海外不動産投資を行うにあたり、押さえておかなければならないことがいくつかあります。
まず「 為替リスク 」。いくら収益が上がったり資産価格が上昇しても、相対的な円高になってしまっては、いったい何をやっているかわからない、という事態に。欧米などの先進国や一部アジア地域などの場合、為替の大きなトレンドをつかんでおくのは必須でしょう。
新興国で、今後経済成長が見込まれる国の場合、大きなところではその国の通貨は相対的にパワーを持つことが予想されますので、ここについてリスクはもちろんあるものの、むしろ強くなっていく通貨を持つことができるメリットが生じる可能瀬が高まります。
次に「 不動産取引慣行の違い 」です。日本の不動産市場は、他先進国と比べれば未整備であり、とりわけ中古市場は今後数年間で急速に整備が行われるといった段階ですが、それでも新興国に比べれば格段に整理されています。
権利はどう守られるのか。建物に欠陥や不具合があったらどうなるのか。家賃や税金は?など、ひと通りのことについて、日本との違いを認識しておく必要があります。そのためにはまず、日本の不動...
昨日のコラムの続きです。海外不動産投資を行うにあたり、押さえておかなければならないことがいくつかあります。
まず「 為替リスク 」。いくら収益が上がったり資産価格が上昇しても、相対的な円高になってしまっては、いったい何をやっているかわからない、という事態に。欧米などの先進国や一部アジア地域などの場合、為替の大きなトレンドをつかんでおくのは必須でしょう。
新興国で、今後経済成長が見込まれる国の場合、大きなところではその国の通貨は相対的にパワーを持つことが予想されますので、ここについてリスクはもちろんあるものの、むしろ強くなっていく通貨を持つことができるメリットが生じる可能瀬が高まります。
次に「 不動産取引慣行の違い 」です。日本の不動産市場は、他先進国と比べれば未整備であり、とりわけ中古市場は今後数年間で急速に整備が行われるといった段階ですが、それでも新興国に比べれば格段に整理されています。
権利はどう守られるのか。建物に欠陥や不具合があったらどうなるのか。家賃や税金は?など、ひと通りのことについて、日本との違いを認識しておく必要があります。そのためにはまず、日本の不動...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる