スイスのバーゼル市、ドイツのフライブルグ市などに行ってきました。都市計画や住宅政策、再生可能エネルギーの取り組みなどを学ぶため。
バーゼル市の中心部
どちらもコンパクトシティのお手本のような街ですが、そこかしこにこうしたカフェがあるのが気に入ってます。街のにぎわいを醸成する仕掛けですね。
ドイツ・フライブルグ市
街のコンパクト化の仕掛けとしては、路面電車が中心部を縦横無尽に走っているのもポイント。個別に自動車を所有すると渋滞を引き起こしますし、なにより全体としてのエネルギー効率がよくありません。
ドイツの都市計画には、自治体が定める土地利用計画としての「 Fプラン 」と、地区に関して建築規制や公共施設の配置などを定める「 Bプラン 」の2段階あるのですが、Bプランでは敷地内の建築線( 建物を建てるライン )までバッチリ決められていたりします。だから街並みのラインが綺麗に揃います。
いうまでもなく、古い建物を長く大事に使っているのも日本と違うところ。資産価値としても、土地そのものより建物の価値のほうがはるかに高いのです。
日本の住宅・宅地資産は現在、約1,026兆円あります。内訳は土地686兆円に対し...
バーゼル市の中心部
どちらもコンパクトシティのお手本のような街ですが、そこかしこにこうしたカフェがあるのが気に入ってます。街のにぎわいを醸成する仕掛けですね。
ドイツ・フライブルグ市
街のコンパクト化の仕掛けとしては、路面電車が中心部を縦横無尽に走っているのもポイント。個別に自動車を所有すると渋滞を引き起こしますし、なにより全体としてのエネルギー効率がよくありません。
ドイツの都市計画には、自治体が定める土地利用計画としての「 Fプラン 」と、地区に関して建築規制や公共施設の配置などを定める「 Bプラン 」の2段階あるのですが、Bプランでは敷地内の建築線( 建物を建てるライン )までバッチリ決められていたりします。だから街並みのラインが綺麗に揃います。
いうまでもなく、古い建物を長く大事に使っているのも日本と違うところ。資産価値としても、土地そのものより建物の価値のほうがはるかに高いのです。
日本の住宅・宅地資産は現在、約1,026兆円あります。内訳は土地686兆円に対し...
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