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引き渡し直前に見つかった新築施工ミスの実例7つ

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第138話 著者のプロフィールを見る

2014/5/15 掲載

新築の引き渡しを受けるときには、残金を支払ってしまう前に建物のチェックを十分に行っておくことをおすすめします。思いのほか施工不良やミス等が多いためです。パソコンや自動車などと違って、現場の手作業が多い建築ならではですね。今回は文字を少なめに、画像多めでいきます。

では事例をご紹介します。



雨樋の支持金物がありません。ズレによる雨漏りや脱落の可能性もあるため支持金物の設置が必要です。



本来はこんなふうになっています。取り付け方がはおかしい場合は発見が容易ですが「 最初からそもそもない 」といったこのようなケースは意外と見逃しがちです。



こちらは、サッシ下枠に隙間が生じています。雨水はもちろんゴミ、虫などが侵入します。シーリング材などで押さえておくのがいいでしょう。



こんな「 ビスの忘れ 」もよくあります。ほんの数カ所であっても、雨水の侵入口となる場合や、部材の歪みの原因となりえます。



屋上設備のダクトの貫通部にシールが不十分な個所。隙間が開いていたら意味がありませんね。



サッシのパッキンが一部剥がれています。これもきちんと直してもらいましょう。なお、位置をずらして新規に追加する場合は、現状の止水処理を...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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