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無知な地主さんが支払った代償

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第146話 著者のプロフィールを見る

2014/8/30 掲載

昨今では非常に優秀な不動産投資家が散見されます。下手なプロは到底かなわない知識や経験、そして哲学を持ち、素晴らしい経営をなさっています。

まあこうしたことは他のビジネスの世界から見れば当然といえば当然なのですが、そうした論理・考え方が未熟だったこの不動産投資に持ち込まれたとするなら、それは歓迎すべきことです。停滞した産業は外から改革の波がやってきます。

いうまでもなく不動産投資は「 事業 」であり「 経営 」にほかなりませんから、税務や会計、ファイナンスを始め、それはもうありとあらゆる知識が必要になります。

そうした中でも最も大事なものの一つが「 建物の知識 」です。わけても建物の「 劣化と修繕 」に関する知識は必須です。



中古物件を購入する際、その建物は当然経年劣化していますが「 どこを、いつ頃、どのくらいのコストをかけて直すべきなのか 」が読めなければ経営になりません。

また修繕には幾通りもの方法があり、そのうちどれを、どういった根拠で選択するのかといった判断も必要です。これは新築を建てる場合でも同じこと。新築もすぐに中古になり、経年劣化していきます。

先日、さくら事務所の相談室に、ひとりの地...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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