私の仕事観～業界の常識が世間の非常識になる理由～

今日は「 私の仕事感 」についてちょっとお話しをさせてください。
私は仕事をする人、一人ひとりがその仕事のプロとしての誇りをもつこと、仕事の喜びを持つことが非常に重要だと考えています。

大家さんの中には、非常に高い知識と見識に加え志を持つ、尊敬に足る方が散見され頼もしい限りです。しかし正直なところそれは全体の一部に過ぎず、大半の大家さんは、周囲の状況に流されるような経営をしているのではないでしょうか。

いま、世の中のありとあらゆる業界において「 業界の常識は世間の非常識 」といったことが、商品やサービスを提供するプロとしての誇りを失ってしまうような状況がおそらく、山のようにありそうです。

テレビやラジオ、新聞や雑誌などの取材で、日々たくさんのメディアの方々と接するのですが、高い志や問題意識を持ち、非常に優秀な人がたくさんいるのを知っています。ただ残念ながら、いまはそれが見えづらいものになっています。

いい番組づくりより、視聴率の高い番組づくり、いい記事より売れる記事づくりが美しいとされる現在の枠組みや風潮のなかでは、そういった人たちがなかなか浮かび上がることができない、スポットがあてられないとい...