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2棟目もセブ島で建てた理由

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第153話 著者のプロフィールを見る

2014/12/19 掲載

フィリピン・セブ島コンドミニアム事業。高台に建つ1棟目は完成1年前にして8割方売れてしまったこともあり、つい先日、高級ホテルが立ち並ぶビーチ沿いの2棟目の販売を前倒しでスタートさせたところです。

日銀が金融緩和を続ければその分だけ、円の価値は薄まっていきます。資産を円だけで所有している方は、ここ最近の円安でかなりの資産を目減りさせてしまったことでしょう。「 円に一点賭けしている 」といった状態が、どのようなリスクをもたらす可能性があるか、私たちはよく考えるべきであると思います。

さて、前回のコラムの続きです。時間をかけた市場リサーチの結果、日本人にとってフィリピン、それもセブ島がベストだと私が判断したのには、他にもいくつか理由があります。

例えば中南米は、やはり日本から遠すぎます。なにより、多くの国が典型的な数十年にわたり「 中進国の罠 」に陥ったままです。

※ 中進国の罠とは、低所得国が軽工業などを主体として経済発展を遂げ、一人あたりGDPが5,000ドルを超えて、いわゆる低所得国から中所得国入りして10,000ドルに差し掛かるプロセスで、次のフェーズへの以降、つまり先進国入りするためには、...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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