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どうなる資本主義経済? 円高・株安・デフレのあと

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第16話 著者のプロフィールを見る

2008/11/21 掲載

「 今後の投資を、どう考えたらよいか 」
身内から相談に対し、短刀直入に回答しました。

「 外貨買いなどやめておこう。円高はさらに進む 」
「 株式は少なくとも 7,000円を切ってから。さらに下もあるだろう 」
「 たった今は何もしないのがいい。デフレはさらに顕在化し、現金が一番強い 」
「 ただしある時点で極度のインフレが訪れる可能性もあり。その場合は現物資産 」
「 金はもう買ってもいいかもしれない 」
「 不動産は物件を吟味して 」

これから、いまを生きる誰もが経験したことのない局面が訪れます。投資家の知力や胆力が問われる時期は、もうすぐです。上記の発言はかなりの言い切り型ですが、大雑把に傾向論として捉えていただければと思います。早ければ数ヶ月、遅くとも 3年くらいで答えが出るでしょう。 2011年くらいまでの世界は、政治も経済も大混沌期です。

G20首脳会合が終わりました。アメリカの経済覇権が終わりを告げる予兆があちこちに出ているなか、各国間の綱引きが、報道には表れない水面下で、かなり行われていたものと容易に推察できます。日本は立場上、 「 ドル基軸の通貨体制を支える努力を払うべきだ

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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