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投資価値のある街~北海道下川町と千葉県松戸市の実例~

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第166話 著者のプロフィールを見る

2015/9/16 掲載

「 収益物件の価値を最大限に引き出し、入居者に喜ばれることで収益性を高める 」

これ、大家さんの王道ですね。

そのためには物件の探し方・買い方、融資の受け方、運用時の注意点、税制など、勉強することがたくさんあります。しかも、取り巻く状況は刻々と変化しますから、知識や情報のアップデートも怠れません。

さて、今日は最近意識されるようになってきた「 街の価値 」についてお話しします。「 建物単体ではなく、街の価値をどう考えるか 」ということです。

「現代ビジネス」のコラムでも紹介した「 北海道・下川町 」は簡単にいうと「 ドイツモデル 」。電力を自給することによって、これまで電気料金を北海道電力に支払うことで外に出ていた毎年1,600万円を節約、そのぶんを子育て支援などに振り向け、担税力のある世帯を呼び寄せるわけです。

電力自給は雇用を生みます。それだけでなく、不妊治療費補助も含む子育て支援で人を集め小子化・高齢化、人口減に歯止めをかけ、自治体の財政も改善できるといいます。

ドイツの多くの自治体が採用するこういった政策を学び、自分流にアレンジしたうえでの取り組みで、周辺自治体の地価が軒並み大幅な下落を続...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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