2016年は、年明けからの株価動向に象徴されるように、非常に不透明な一年です。
「 中国経済の減速 」や「 米政策金利上げ 」は、2015年までの世界経済の前提だった「 中国経済の成長と世界的な量的緩和 」といった潮目が変わり、新局面に入っていることを意味します。
昨年低迷気味だった「 新興国や資源国経済 」は今年、やや持ち直すものとみられていますが「 資源価格の下落 」や「 高まる地政学リスク 」「 テロの可能性 」など、不安定要素には事欠きません。
米国では4年ぶりの「 大統領選挙 」と「 連邦議会選挙 」があります。政治の安定と経済動向には強い相関がありますので、現在のように、政権政党と議会多数政党が異なるといった状況が解消され、スムーズな政策運営ができるのか注目されるところです。
2014年の中間選挙ではDevided Goverment( ねじれ国会 )は解消されましたが、今年は大統領選、上院3分の1、下院は全て改選の結果として、いわゆるUnified Government( 統一政府 )として円滑な政策運営が運営できるでしょうか。
また国内では「 参院選 」( もしかしたら衆参同時と...
「 中国経済の減速 」や「 米政策金利上げ 」は、2015年までの世界経済の前提だった「 中国経済の成長と世界的な量的緩和 」といった潮目が変わり、新局面に入っていることを意味します。
昨年低迷気味だった「 新興国や資源国経済 」は今年、やや持ち直すものとみられていますが「 資源価格の下落 」や「 高まる地政学リスク 」「 テロの可能性 」など、不安定要素には事欠きません。
米国では4年ぶりの「 大統領選挙 」と「 連邦議会選挙 」があります。政治の安定と経済動向には強い相関がありますので、現在のように、政権政党と議会多数政党が異なるといった状況が解消され、スムーズな政策運営ができるのか注目されるところです。
2014年の中間選挙ではDevided Goverment( ねじれ国会 )は解消されましたが、今年は大統領選、上院3分の1、下院は全て改選の結果として、いわゆるUnified Government( 統一政府 )として円滑な政策運営が運営できるでしょうか。
また国内では「 参院選 」( もしかしたら衆参同時と...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる