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バブルかダウンか。潮目が変わる2016年。

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第170話 著者のプロフィールを見る

2016/1/12 掲載

2016年は、年明けからの株価動向に象徴されるように、非常に不透明な一年です。

「 中国経済の減速 」や「 米政策金利上げ 」は、2015年までの世界経済の前提だった「 中国経済の成長と世界的な量的緩和 」といった潮目が変わり、新局面に入っていることを意味します。

昨年低迷気味だった「 新興国や資源国経済 」は今年、やや持ち直すものとみられていますが「 資源価格の下落 」や「 高まる地政学リスク 」「 テロの可能性 」など、不安定要素には事欠きません。

米国では4年ぶりの「 大統領選挙 」と「 連邦議会選挙 」があります。政治の安定と経済動向には強い相関がありますので、現在のように、政権政党と議会多数政党が異なるといった状況が解消され、スムーズな政策運営ができるのか注目されるところです。

2014年の中間選挙ではDevided Goverment( ねじれ国会 )は解消されましたが、今年は大統領選、上院3分の1、下院は全て改選の結果として、いわゆるUnified Government( 統一政府 )として円滑な政策運営が運営できるでしょうか。

また国内では「 参院選 」( もしかしたら衆参同時と...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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