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大家の身を助ける建物の知識ーホームインスペクター試験の過去問紹介ー

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第177話 著者のプロフィールを見る

2016/8/18 掲載

「 金融 」「 経済・社会動向 」「 税制 」「 契約など法的知識 」「 不動産市況 」「 入居者動向 」はじめ、大家さんが知っておくべき事柄は実に多岐にわたりますが、そんな中でも絶対に欠かせない項目の一つが「 建物 」に関する知識です。

私のまわりで成功している大家さんはほぼ例外なく「 建物 」について詳しい方が多いですね。新築時でも修繕時でも、工事の見積もりが出てきたとき、その価格ははたして妥当なのか、使われる予定の部材や設備は適切かなど見極めることができると強いでしょう。

とりわけ運用中に中小の修繕の必要が生じた場合、かんたんな修繕なら自分でできてしまえば、それは大きな運用コスト削減につながります。

大規模修繕の場面では、本当に今ここでそれが必要なのかとか、適切な工事の手法とか、価格の妥当性など見極められるといいですよね。これには主に建物の「 劣化 」に関する知識、建物が経年劣化してきた際の判断力が必要になります。

例えば、建物にクラック( ひび割れ )や傾き、雨漏りや水漏れ漏れのシミなどが発見されたとき、それをどう判断するのか、ということです。

劣化に詳しいと、建物の異常も後期発見できる...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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