築古物件を割安に買って一定のリフォームをして賃貸運用する、いわゆる「 ボロ物件投資 」を志向する大家さんが、このところ目に見えて増加しているようです。
確かに、小資金で高収益をあげるには最適な手法の一つですからね。一方でボロ物件投資では「 こんなはずじゃなかった! 」といった間違いやトラブルが発生する確率が高いことに留意する必要があります。
今回は、さくら事務所に寄せられた相談事例の中から、ボロ物件投資の注意点をいくつかお知らせします。まずは「 土地面積 」の勘違いについてです。
上の写真は、法務局で取れる「 地積測量図 」です。
少し見にくいですが、このうち、①( 地番 743-2 )の土地に建つボロ物件を買うとき、地積測量図に書かれている土地面積109.09平米( 32.99坪 )を鵜呑みにすると「 最悪は更地で売れるな 」といった算段が狂うということです。
なぜならこの土地は「 残地 」( ざんち )だから。残置とは「 まとまった土地を測量したうち、残りの土地 」のことです。①の土地は全体から引き算しているだけで実際には測量してないというわけです。
かつての測量というものはかなりいいかげんな...
確かに、小資金で高収益をあげるには最適な手法の一つですからね。一方でボロ物件投資では「 こんなはずじゃなかった! 」といった間違いやトラブルが発生する確率が高いことに留意する必要があります。
今回は、さくら事務所に寄せられた相談事例の中から、ボロ物件投資の注意点をいくつかお知らせします。まずは「 土地面積 」の勘違いについてです。
上の写真は、法務局で取れる「 地積測量図 」です。
少し見にくいですが、このうち、①( 地番 743-2 )の土地に建つボロ物件を買うとき、地積測量図に書かれている土地面積109.09平米( 32.99坪 )を鵜呑みにすると「 最悪は更地で売れるな 」といった算段が狂うということです。
なぜならこの土地は「 残地 」( ざんち )だから。残置とは「 まとまった土地を測量したうち、残りの土地 」のことです。①の土地は全体から引き算しているだけで実際には測量してないというわけです。
かつての測量というものはかなりいいかげんな...
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