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買ってはいけない土地・建物の見分け方

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第185話 著者のプロフィールを見る

2017/4/13 掲載

アパート建設用地を探す場合、まずは検討している物件の周辺を歩き、街の雰囲気や生活施設がどこにあるかなどを調べましょう。

注目したいのは、町内の掲示板や電柱の看板。ひったくりや痴漢への注意などがあれば、そうした犯罪が多いのかも。警察では、エリアごとに犯罪の発生状況をホームページ公表しているケースでもあるので、そちらも参考に。

ただ、犯罪が多そうなエリアを避ければいい、というわけではありません。どこで起こるかは確率の問題。むしろ、セキュリティ対策を意識することが重要です。



次に注目したいのが、ごみ置き場、工場、高圧電線などの嫌悪施設。これらは、はじめから納得して買えば、問題ありません。

もうひとつ、土地の周辺チェックで見逃せないのが、地盤の弱さを示す兆候。最終的には地盤調査を行わないと正確な判断はできませんが、「 水たまりができやすい場所は地盤が弱い 」ということさえ知っておけば、周辺の道路をみるだけでかなり推測できるでしょう。

たとえば、雨の翌日でも側溝に水が溜まっていたり、地盤沈下で路肩の側溝が窪んでいたりするところは、要注意。周辺の建物の基礎もチェックし、コンクリートにひび割れが多いようなら、...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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