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バブルではなかった2017年。2018年の不動産市場の懸念材料

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第193話 著者のプロフィールを見る

2017/12/12 掲載

2017年はいろんなことがありました。まず政治的には、モリカケ問題で国会が揺れる中、民主党山尾志桜里議員の件を契機とした9月25日の衆議院選挙。

小池百合子都知事による希望の党結成、前原誠司民進党代表( 当時 )による合流宣言、小池都知事の排除発言、枝野幸男氏による立憲民主党立ち上げ、稲田朋美防衛大臣( 当時 )が「 防衛省・自衛隊としてお願いする 」と投票を呼びかけるなどのミスが続く中、結局は自民党の圧勝と、めまぐるしい展開でした。

選挙では、20代の若者による自民党の投票割合が高かったことが意外視されました。NHKの出口調査では、自民党に投票したのは、20代が50%と最も高く、30代42%、40代36%、50代34%、60代32%、70代以上が38%など。

これは、若者が憲法改正を支持しているとか右傾化したとかいう話ではまったくなく、結局は「 雇用 」です。失業率は3%を割り込み、人手不足状態が続いています。

むろん、「 2012年12月の政権交代から始まった景気回復局面が高度成長期の『 いざなぎ景気 』を超えて戦後2番目の長さになった 」と言われても実感がない、所得が上がっていないといっ...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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