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危ないのは新興国投資ではなく、ロクに勉強しない投資家だーセブ島出張報告ー

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第197話 著者のプロフィールを見る

2018/3/16 掲載

3月11-14とフィリピン、セブ島に出張中。セブ・マクタン空港のカフェでこれを書いています。

■ フィリピンのコンドミニアムの工事進捗状況

プロジェクト進行中のコンドミニアム現場もかなり出来上がりつつあり、工事品質についてはもちろん日本ほどではありませんが、現地レベルでは丁寧な部類。

こちらが十分許容できる範囲に収まっており、安心しました。これまで工事現場には何度も足を運んだものの、この点が一番気がかりでした。



しかしいかんせん、工期についてはかなり遅れています。これも新興国特有の現象。日本では、工期を守るのは当たり前であり議論にすらなりませんが、新興国の多くでは、工事が遅れるほうが当たり前。

いわゆる「 工事監理 」の概念がなく、現場に行くと無駄な人員体制でノンビリ仕事していたりします。日本人から見れば、行き当たりばったりで仕事をしているように見えとんでもないことなのですが、あまり急かして雑な工事をされても困ります。

特にフィリピン人はプライドも高く、ヘタに叱るとすねてしまうようなところがあるので、難しいところ。遅れることは覚悟はしていましたが、やはり投資商品ですから、期日は守ってもらいたいもの...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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