• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

世界の政治・経済体制が崩壊する日

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第205話 著者のプロフィールを見る

2018/11/12 掲載

「 日本の不動産市場は、バブルではない。だからそもそも崩壊することもできない 」という私の見立ては、以前のコラムでもお知らせしてきたとおりです。

参照:バブルではなかった2017年。2018年の不動産市場の懸念材料

この持論は今でも変わりませんが、そろそろ、そんなレベルではない、決定的な経済破たんに備えておく必要は、あると思います。早ければ2年、遅くとも5年程度で、大規模なクラッシュがやってきても全く不思議ではないと想定しています。

これは、90年のバブル崩壊や08年のリーマンショックのようなものではなく、もっとダイナミックな、FRBやECB、日銀といった中央銀行があり、その下に金融機関が連なるといった、現行の資本主義経済体制そのものが瓦解してしまうといった可能性です。前提条件が崩れてしまうのです。



次に来る破たんが前回のリーマンショックと異なるのは、前回は証券会社( 投資銀行 )が破たんするパターンでしたが、今回は、銀行が破たんするパターンであることです。

ましてや日銀はすでに462兆円( 18年9月末現在 )と、発行総額の約40パーセントにあたる国債を抱えているのに加え、ここ数年の株高はやは...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

閉じる

ページの
トップへ