• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

国内政治は混沌へ、円高・株安・デフレ進行で不動産投資はどうなる?

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第209話 著者のプロフィールを見る

2019/3/12 掲載

国内景気の不透明感・減速感が鮮明になってきました。今回のコラムは「 国内政治は混沌に陥り、日本経済は激しい円高・株安・デフレに見舞われる 」というものです。

■ アメリカが目指す貿易赤字の解消

各所で「 下方修正 」や、数千人規模の「 人員削減 」といった文字が踊り、1月の「 景気動向指数 」は「 足踏み」 から「 下方への局面変化 」に引き下げられ、鉱工業生産指数は3か月連続の低下を示しています。

主な要因は中国経済の大減速であり、それは「 米中貿易戦争 」に由来します。これから始まる米中通商協議では、知的財産の扱いや関税の水準について、中国にとって相当程度厳しいものになることが見込まれています。

中国経済に暗雲が垂れ込めれば、アジアやドイツ・そして日本経済には大打撃です。さらにこの後、おそらく4月か5月には日米の貿易交渉が始まります。ここで日本経済にはさらなる試練が待ち受けているでしょう。

このことに当てはまるトランプ大統領の大きな目的は「 貿易赤字の解消 」です。ということは、彼らは、以下の導入することを目指すことになります。

1.米農産物・畜産品の輸出強化
2.日本製自動車の輸入制限
3.為替
...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

閉じる

ページの
トップへ