みなさんこんにちは。不動産コンサルタントの長嶋修です。
「 えっ!この物件がこんなに安いの? 」
最近の不動産投資市場は、しばしば目を疑うような物件に出くわすことがあります。
物件種別や築年数にもよりますが、都内でも 10パーセント超えのものが珍しくありません。建物も立地もまずまず。この水準は、2000年代前半の、まだ個人の不動産投資ブームが起きる前の水準です。
これから数年間は、いわば圧倒的な買い手市場。これから絶好の買い場がやってきます。そうはいっても何でもかんでもOKということにはなりません。入居者による物件の選別はまずます厳しくなる一方です。立地やニーズに見合った間取り設備、賃料設定などのトータルバランスがとれている物件であることが大切です。また、建物の現状の見極めも必要でしょう。その上で収益物件の買い場は、はたしていつまで続くでしょうか。
不動産市場は、経済、景気にリニアに反応します。これから日本経済がどうなるか。この質問に対する答えが、そのまま不動産市場の動向と考えて差し支えないでしょう。日本経済はご承知の通り、世界的な金融不安や景気後退を受けて悪化しています。米欧はしばらく立
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