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日本は「円高」「株安」「デフレ」へ。トランプ大統領と日米関係の行方

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第215話 著者のプロフィールを見る

2019/9/17 掲載

景気や株価・金利はこれからどうなるのか。そして不動産市場はどうなるか。こうしたマクロ動向を理解する際に、私たち日本人は特に注意する必要があります。なぜなら、端的に言うと私たちが日本語で得ている情報は、グローバルにみれば多分に偏っているからです。

例えば日本に入る米国発の情報といえば主にCNNですが、あれはブッシュ・オバマ・クリントン的な流れを組むもの。一方でFOXなどは主にトランプ的な主張ですが、こちらは全くと言っていいほど日本には入ってきません。すると私たちは常にトランプ批判的なアナウンスを聞くことになります。



■ トランプ大統領が目指すアメリカ

しかし、おそらく多くの日本人が持つイメージより、トランプ大統領は賢い人だと思います。 外交の進め方を見ても非常に緻密に見えますし、大統領就任前に出版された自伝によれば、彼が何らかの交渉に臨む際には、最低限6通りの手法や落としどころをシミュレーションしたうえで臨むそうです。

彼がよく口にする「 フェイクニュース 」というのは、自分の主張を歪めて伝える、要は「 アンチトランプメディア 」に対するもので、それはある意味その通りなのです。

トランプ大統領がや...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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