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激動の令和2年スタート。世界情勢と日本の不動産市場の今後

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第219話 著者のプロフィールを見る

2020/1/13 掲載

国内や海外のダイナミックな政治・経済・金融・不動産市場の動きに比べれば、私たち一人ひとりはあたかも「 大海に漂う木の葉 」のようです。それでも、その大海のトレンドがわかれば、落ち着いて物事を考えたり行動ができます。

不動産市場に大きな影響を与えそうな事件が、国内・海外で立て続けに起きています。昨今の動きはいつになく大胆で、やはり時代は「 令和 」に入り世界は大激動。消費増税の影響は言うに及ばず、インフレに伴う景気悪化や金利上昇を念頭に置いておいたほうがいいでしょう。

■ 日本で起きつつある地殻変動

まずは国内政治。「 桜を見る会 」の問題では、野党から名簿の提出を求められた日の午後になぜだかシュレッダーにかけ、野党から確認作業を求められた内閣府官僚が「 分かりました 」と回答。

それにもかかわらず、「 趣旨は理解したが必ずやると承諾したわけではない 」と説明するなど、高学歴のエリートが子供の言い訳にもならないグダグダの対応をしています。

IR=統合型リゾート関連を巡る汚職事件では、複数の現職国会議員が賄賂を受け取ったとの報道。検察がこのように積極的に動くといったことは現政権体制では考えにくかった...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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