みなさんこんにちは。不動産コンサルタントの長嶋修です。
時代は大きな節目を迎えています。経済動向についていえば現在は、単純な景気循環論があてはまる状況ではありません。目先の景気対策を行ったところでますます国の財政が悪化するのみ。産業の根本的な転換が迫られています。このことは産業や経済のみならず、政治にも外交にも、世の中のありとあらゆる全てのことにあてはまります。まさに 「 パラダイム転換 」 が起きているのです。ゆえに、これまでの延長線上で物事を考えていたのではどうしたって限界があります。
- 新築マンションデベロッパーの数は現在の半分 ~ 3分の 1に
- ハウスメーカーも淘汰、合従連衡が進み、大手 2社グループが中心となる
- 新築住宅の着工戸数は 100万戸を切り、 90万、 80万と減少の一途をたどる
- 中古住宅流通は現在の 2倍、 3倍へと増加し新築住宅着工と逆転、リフォーム市場も倍増
一見、とんでもない予測のように聞こえるかもしれませんが、これが私の冷静な読みです。不動産・住宅業界はこれまでリストラらしいリストラを行っていません。おそらく今後数年のうちに、これらが現実のものとなるでしょう。
賃貸住
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