不動産市場、とりわけ住宅市場にバブルを引き起こしかねない事態が発生しそうです。それは「 残価設定ローン 」の開発。残価設定ローンとはかんたんにいえば、住宅の資産価値を差し引いた分だけを返済する仕組みです。
例えば3,000万円の新築住宅について、将来価値が1,000万円と設定されれば、残りの2,000万円について住宅ローンを組めばよく、ローン支払いが終了したあとは住宅を手放せばローンは残りません。
他にも「 残額について再度ローンを組む 」「 残額を現金で買い取る 」といった選択も可能です。
現在はまだほとんど普及していないこうした仕組みについて、国土交通省は2021年度にも民間の金融機関によるモデル事業をスタートさせる予定のようです。この残価設定ローンが具体的にスタートした場合、住宅販売がさらに活発化する可能性があるでしょう。
東京都区部の新築マンション価格は7,000万円前後の、一般的なサラリーマンには手の届かない水準にまで上昇しています。
仮に自己資金を1,000万円ねん出し、残りの6,000万円について期間35年・金利1パーセントの住宅ローンを組んだ場合には、毎月16万9,000円、年間...
例えば3,000万円の新築住宅について、将来価値が1,000万円と設定されれば、残りの2,000万円について住宅ローンを組めばよく、ローン支払いが終了したあとは住宅を手放せばローンは残りません。
他にも「 残額について再度ローンを組む 」「 残額を現金で買い取る 」といった選択も可能です。
現在はまだほとんど普及していないこうした仕組みについて、国土交通省は2021年度にも民間の金融機関によるモデル事業をスタートさせる予定のようです。この残価設定ローンが具体的にスタートした場合、住宅販売がさらに活発化する可能性があるでしょう。
東京都区部の新築マンション価格は7,000万円前後の、一般的なサラリーマンには手の届かない水準にまで上昇しています。
仮に自己資金を1,000万円ねん出し、残りの6,000万円について期間35年・金利1パーセントの住宅ローンを組んだ場合には、毎月16万9,000円、年間...
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