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資産バブルがやってくる。日本の不動産はどうなる?

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第232話 著者のプロフィールを見る

2021/2/18 掲載

いよいよ時代はクライマックス感が漂ってきました。「 2020年以降に怒涛の変化が訪れる 」といった話はこれまで何度かしてきましたが、その第一弾は「 コロナ 」で、この後めくるめく変化が次々とやってくるのは必至の情勢です。

日経平均株価はついに3万円を突破し、いよいよ資産バブルが顕著に。程なく「 日経平均は過去最高値を更新する 」「 5万円を目指す 」「 いや10万円もあり得る 」といった記事がネットや雑誌を賑わし、ある種のユーフォリア( 幸福感・陶酔感 )が形成されるでしょう。

資産バブルとは、例えば消費や投資が伸び、企業の業績が上がり、給与所得が増加し、さらなる消費や投資が行われ、その結果として株価や不動産価格が上昇するといった、健全な形で景気が良くなるのではありません。

まず株や不動産・ゴールド( 金 )・仮想通貨といった資産価格が上昇し、その売却益がさらなる投資を呼び、あらゆる資産のボリュームが膨らむことで消費や投資に波及するというような起こり方をします。

昨今の状況は、1980年代後半から90年にかけてのバブル期とそっくり。戦後日本では長期的な高度経済成長を経て一定程度モノやサービスが...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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