2012年の民主党から自民党への政権交代以降、ほぼ一本調子で上昇してきた日経平均株価や不動産価格。17年あたりに一旦ピークを打ったようにみられたものの、折からの金融緩和で個人・法人ともに投資意欲は旺盛です。
なにより日銀がETF( 上場投資信託 )やREIT( 不動産投資信託 )を通じて資産市場を下支えしているといった安心感からくる下値の限定感が。株式市場では、前場に下がると後場の市場終了間際になって、日銀買いとおぼしき買いが入り、やや上げて終了といったお決まりの流れです。
3万円を超えた昨今はそうした動きがストップし、一時市場には緊張感が走ったものの、日銀としての基本スタンスには変更がないどころか、さらなるマイナス金利深堀りの覚悟まで示すアナウンスが流れ、市場は一安心といったところです。
■ 不動産投資をするには厳しい市況
昨年初頭からのコロナ禍では、当時2万4,000円台だった日経平均株価は1万6,000円台へ急落、緊急事態宣言中の不動産取引数も半減しました。
しかし、日米欧の同時協調的な財政出動や金融緩和、とりわけ日米は無制限金融緩和といったアナウンスもあり、90年バブル崩壊や08年リーマ...
なにより日銀がETF( 上場投資信託 )やREIT( 不動産投資信託 )を通じて資産市場を下支えしているといった安心感からくる下値の限定感が。株式市場では、前場に下がると後場の市場終了間際になって、日銀買いとおぼしき買いが入り、やや上げて終了といったお決まりの流れです。
3万円を超えた昨今はそうした動きがストップし、一時市場には緊張感が走ったものの、日銀としての基本スタンスには変更がないどころか、さらなるマイナス金利深堀りの覚悟まで示すアナウンスが流れ、市場は一安心といったところです。
■ 不動産投資をするには厳しい市況
昨年初頭からのコロナ禍では、当時2万4,000円台だった日経平均株価は1万6,000円台へ急落、緊急事態宣言中の不動産取引数も半減しました。
しかし、日米欧の同時協調的な財政出動や金融緩和、とりわけ日米は無制限金融緩和といったアナウンスもあり、90年バブル崩壊や08年リーマ...
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