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金融市場の中心がアジアにシフトか。「日本ひとりがち」の未来が実現する可能性

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第234話 著者のプロフィールを見る

2021/4/23 掲載

前回のコラムでは、「 今後さらなる資産バブルが発生する可能性が高い 」ということをお話しましたが、今回はその続き。

現在は世界的な財政出動や金融緩和で、日米欧ともに株価などの資産価格は膨張しているわけですが、このバランスもいつまでも続かないシナリオがありえます。

ひらたくいうと「 日本一人勝ち 」です。
というのも、金融市場の中心がアジアにシフトする可能性が高いためです。イギリスがEUから抜け、日本と仲良くしたいと秋波を送っており、さながら「 新日英同盟 」のようです。

そもそもイギリスがEUを出るということは、金融を握るロンドン・シティが浮く、という話で、これがどの後どこに向かうのかということだったのです。それがアジアであることはある程度予想されており、概ね想定通りだったといっていいでしょう。

それと軌を一にするように日本では、金融拠点を東京のみならず複数もうけようという話が出ており、現在時点では大阪・福岡が名乗りを上げています。地政学的に福岡が選択される可能性が高く、双方とも選択されるかもしれません。

そうなると、多くのマネーが日本に流れ込みます。もちろん高給取りの人材が大量に国内に流れ込み、...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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