前回のコラムでは、「 今後さらなる資産バブルが発生する可能性が高い 」ということをお話しましたが、今回はその続き。
現在は世界的な財政出動や金融緩和で、日米欧ともに株価などの資産価格は膨張しているわけですが、このバランスもいつまでも続かないシナリオがありえます。
ひらたくいうと「 日本一人勝ち 」です。
というのも、金融市場の中心がアジアにシフトする可能性が高いためです。イギリスがEUから抜け、日本と仲良くしたいと秋波を送っており、さながら「 新日英同盟 」のようです。
そもそもイギリスがEUを出るということは、金融を握るロンドン・シティが浮く、という話で、これがどの後どこに向かうのかということだったのです。それがアジアであることはある程度予想されており、概ね想定通りだったといっていいでしょう。
それと軌を一にするように日本では、金融拠点を東京のみならず複数もうけようという話が出ており、現在時点では大阪・福岡が名乗りを上げています。地政学的に福岡が選択される可能性が高く、双方とも選択されるかもしれません。
そうなると、多くのマネーが日本に流れ込みます。もちろん高給取りの人材が大量に国内に流れ込み、...
現在は世界的な財政出動や金融緩和で、日米欧ともに株価などの資産価格は膨張しているわけですが、このバランスもいつまでも続かないシナリオがありえます。
ひらたくいうと「 日本一人勝ち 」です。
というのも、金融市場の中心がアジアにシフトする可能性が高いためです。イギリスがEUから抜け、日本と仲良くしたいと秋波を送っており、さながら「 新日英同盟 」のようです。
そもそもイギリスがEUを出るということは、金融を握るロンドン・シティが浮く、という話で、これがどの後どこに向かうのかということだったのです。それがアジアであることはある程度予想されており、概ね想定通りだったといっていいでしょう。
それと軌を一にするように日本では、金融拠点を東京のみならず複数もうけようという話が出ており、現在時点では大阪・福岡が名乗りを上げています。地政学的に福岡が選択される可能性が高く、双方とも選択されるかもしれません。
そうなると、多くのマネーが日本に流れ込みます。もちろん高給取りの人材が大量に国内に流れ込み、...
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