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ビットコイン急落。あらゆる資産の価値が薄まる中、不動産の位置付けとは?

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第235話 著者のプロフィールを見る

2021/5/23 掲載

このところイーロン・マスクの口先介入で乱高下してきた仮想通貨市場は、5月19日に歴史的な大幅下落が発生、一夜にして40~50%も下落する仮想通貨が続出しました。

その理由は、中国政府と関係がある業界団体が金融機関に対し、「 仮想通貨に関連する業務を禁止する通知を出した 」とのニュースと伝わったため。それを知って慌てた向きによる狼狽売りに加え、この機に乗じた売り仕掛けもあったのでしょう。

一時は取引が集中し、日本ではビットフライヤー、海外ではバイナンスなど複数の仮想通貨取引所・交換所がストップ、売買ができない状態となりました。その間にも仮想通貨相場は下落が止まらず、キモを冷やした方も多いのではないでしょうか。

言うまでもなく、仮想通貨には株式市場のようなPER( 株価収益率 )やPBR( 株価純資産倍率 )といった指標もなく、あるのはたんに「 需給 」だけ。したがって下値のメドも上値のメドもよくわからないのです。だからこそ、一日に5~10%の上下動は当たり前ですし、今回のように半値に成ることもあるわけです。

■ ありとあらゆる資産の価値が薄まっている

これほどまでにボラティリティ( 値動きの大きさ...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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