このところイーロン・マスクの口先介入で乱高下してきた仮想通貨市場は、5月19日に歴史的な大幅下落が発生、一夜にして40〜50%も下落する仮想通貨が続出しました。
その理由は、中国政府と関係がある業界団体が金融機関に対し、「 仮想通貨に関連する業務を禁止する通知を出した 」とのニュースと伝わったため。それを知って慌てた向きによる狼狽売りに加え、この機に乗じた売り仕掛けもあったのでしょう。
一時は取引が集中し、日本ではビットフライヤー、海外ではバイナンスなど複数の仮想通貨取引所・交換所がストップ、売買ができない状態となりました。その間にも仮想通貨相場は下落が止まらず、キモを冷やした方も多いのではないでしょうか。
言うまでもなく、仮想通貨には株式市場のようなPER( 株価収益率 )やPBR( 株価純資産倍率 )といった指標もなく、あるのはたんに「 需給 」だけ。したがって下値のメドも上値のメドもよくわからないのです。だからこそ、一日に5〜10%の上下動は当たり前ですし、今回のように半値に成ることもあるわけです。
■ ありとあらゆる資産の価値が薄まっている
これほどまでにボラティリティ( 値動きの大きさ...
その理由は、中国政府と関係がある業界団体が金融機関に対し、「 仮想通貨に関連する業務を禁止する通知を出した 」とのニュースと伝わったため。それを知って慌てた向きによる狼狽売りに加え、この機に乗じた売り仕掛けもあったのでしょう。
一時は取引が集中し、日本ではビットフライヤー、海外ではバイナンスなど複数の仮想通貨取引所・交換所がストップ、売買ができない状態となりました。その間にも仮想通貨相場は下落が止まらず、キモを冷やした方も多いのではないでしょうか。
言うまでもなく、仮想通貨には株式市場のようなPER( 株価収益率 )やPBR( 株価純資産倍率 )といった指標もなく、あるのはたんに「 需給 」だけ。したがって下値のメドも上値のメドもよくわからないのです。だからこそ、一日に5〜10%の上下動は当たり前ですし、今回のように半値に成ることもあるわけです。
■ ありとあらゆる資産の価値が薄まっている
これほどまでにボラティリティ( 値動きの大きさ...
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