いよいよコロナバブルが崩壊に向かうのか。本稿執筆時点( 2021年6月21日 )の日経平均株価は一時1,100円を超える下落を記録。久々の大暴落と言って良い状況でしょう。
コロナ禍により、2万4,000円台だった日経平均株価が1万6,000円台へと急落した際、関係者はキモを冷やしましたが、直後の世界同時的な金融緩和と財政出動、とりわけ日米は無制限の金融緩和をアナウンスしたことで、株価はコロナ前の最高値を更新し、3万円台に。
そして年明けからここしばらくは3万円を切るレンジで上下動していたところ、FRBによる金融緩和の期限に関するアナウンスで今回の大暴落が起きたわけです。
■ さらにバブルが進む3つの理由
では、この後どうなるのか。結論を言えば、さらに「 バブルが進む 」です。理由は大きく3つあります。
一つは「 日銀の買い支え 」です。今回このまま下落をする場合であっても、どこかの水準で間違いなく日銀のETF( 上場投資信託 )が入りますので、底が見えない下落トレンドにはなり得ません。
万が一、日銀が「 買わない 」といった意思を持ったところで、国際的な協調で財政・金融政策が行われている以上、日本...
コロナ禍により、2万4,000円台だった日経平均株価が1万6,000円台へと急落した際、関係者はキモを冷やしましたが、直後の世界同時的な金融緩和と財政出動、とりわけ日米は無制限の金融緩和をアナウンスしたことで、株価はコロナ前の最高値を更新し、3万円台に。
そして年明けからここしばらくは3万円を切るレンジで上下動していたところ、FRBによる金融緩和の期限に関するアナウンスで今回の大暴落が起きたわけです。
■ さらにバブルが進む3つの理由
では、この後どうなるのか。結論を言えば、さらに「 バブルが進む 」です。理由は大きく3つあります。
一つは「 日銀の買い支え 」です。今回このまま下落をする場合であっても、どこかの水準で間違いなく日銀のETF( 上場投資信託 )が入りますので、底が見えない下落トレンドにはなり得ません。
万が一、日銀が「 買わない 」といった意思を持ったところで、国際的な協調で財政・金融政策が行われている以上、日本...
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