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圧倒的な円安がもたらすもの。最終的に自分を救う財産とは何か

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第246話 著者のプロフィールを見る

2022/4/21 掲載

コロナ禍が何となく収束に向かうかと思いきや、今度はウクライナ紛争で、世界は立て続けに混乱・混沌に見舞われています。またこのところ凄まじい勢いで円安( ドル高 )が進行しています。

理由は単純で「 他国が軒並み金利を上げているのに、日本だけが金利の低空飛行を続けているから 」です。なぜそんなことをやっているのかと言えば、まず日銀は「 他国が軒並み5~10%のインフレとなっているなか、我が国だけ置いていかれ、したがって金利を上げることができない 」というわけです。

また企業は、企業物価指数が10%近く上昇しているのに、消費者物価指数は1%に満たないということは、商品やサービスに価格転嫁できていないという弱気姿勢があるとも言えますし、背景には給与所得者の給与がずっと横ばいであり、確実に購買力が低下するのが明白だから動くに動けない、ともとれます。

いずれにしても、世界的に見れば、どう見ても不自然な状態であることは間違いありません。

■ 圧倒的な円安がもたらすもの

しかし歴史を振り返ると、このような歪みはいつも、市場に大きな変動をもたらします。そのパターンの1つが「 バブル化 」。現在の圧倒的な円安下では...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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