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歴史的な大変革を迎える世界と「人的資産」の重要性

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第252話 著者のプロフィールを見る

2022/10/24 掲載

時代はいよいよ煮詰まってきました。史上最大の金融緩和フェーズが終わり、止まらぬインフレ抑制のために段階的な金利上げで金融市場はすでに大転換中。

超低金利からの利上げというのは思いの外キツイもの。例えば金利5%から6%に上がっても利払いは1.25倍ですが、0.1から1%に上がれば、その上昇幅は同じ1%なのに、利払い額は11倍となります。

超低金利で資金調達してきた企業が年間1億円払っていたのが、11億円になるわけで差額の10億円をどこから持ってくるの?ということになります。

こんななか日本だけは金融緩和姿勢を崩しておらず、他国との金利差が開く中長円安が進み、もうどうにもならない、金融の市場機能など、とうに失われた異常事態となっています。

もっとも2008年9月のリーマン・ショックで本来終わりだったところ、無理やり引き伸ばして、更にはコロナ禍でさらに無尽蔵に膨らませてきたのですから、どの道もう元には戻れないのです。

どこかで金融リセットボタンが押され、ボードゲームのルール変更が行われるでしょう。

■ 我々は歴史的な大変革の局面に立ち会っている

政治の世界も大混乱。世界中どこを見渡しても、政治がまともに機...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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