みなさんこんにちは。不動産コンサルタントの長嶋 修 ( ながしま おさむ ) です。
総務省統計局が発表した住宅・土地統計調査の速報集計結果によれば、全国の住宅数は 5759万戸で、2003年からの 5年間で 6.9パーセント ( 370万戸 ) 増加。一方で空き家は 756万戸と、14.6パーセント ( 97万戸 ) 増加しました。日本全国を賃貸住宅経営にたとえると、空き家率は 13.1パーセントと、過去最高となっています。地域により大きくばらつきがありますが、日本の人口は総じて減少をし続けるのであり、住宅の供給過多、需要減少を裏付ける結果となりました。
株式会社レオパレス21が管理する賃貸住宅の住居率は、2009年6月時点で 82.67パーセントと、大幅に悪化しています。入居キャンペーンなどを行ったものの、圧倒的に退去が増加したためです。
勉強をしている大家さんはすでにお気づきですが、これから賃貸住宅経営は総じて厳しいものとなります。これからさらに経済がデフレ化すれば、住居費に割り当てることが出来る金額も下落します。家計の中で最も割合の大きいのは 「 食費 」 ですが、それに次...
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