個人の不動産投資の世界には、なにやら 【 流行 】 のようなものがあります。2000年代前半は福岡や仙台など 「 地方都市の新築アパート 」 で、価格帯は3,000万円台から6,000万円くらいまで。2005年あたりからは 「 RC(鉄筋コンクリート)一棟もの 」。これは2億円らいまででした。そして数年前からいわゆる 「 ボロ物件 」。地方にある数百万のボロボロ物件を安値買いするものです。最近は、首都圏郊外にある建物価値のない中古木造アパート。さて、次は一体何がブームになるのでしょうか。
長く個人の不動産投資市場を定点観測している者から見ると、しばしばこのようなブームが起こることについて、何かおかしさというか、危うさを感じます。おおよそこのようなブームが起こるには、その手法を唱える者が現れるとか、その時期に融資が受けやすいとか、何らかの理由があるものです。
なにか目新しい考え方や手法が紹介されると、そのたびごとに色めき立つような市場というのは、かなり未成熟であることの証左あり、そのような市場で私たちは投資をしようとしていることの危うさに気づかなければなりません。一方でこのような危うい市場で...
長く個人の不動産投資市場を定点観測している者から見ると、しばしばこのようなブームが起こることについて、何かおかしさというか、危うさを感じます。おおよそこのようなブームが起こるには、その手法を唱える者が現れるとか、その時期に融資が受けやすいとか、何らかの理由があるものです。
なにか目新しい考え方や手法が紹介されると、そのたびごとに色めき立つような市場というのは、かなり未成熟であることの証左あり、そのような市場で私たちは投資をしようとしていることの危うさに気づかなければなりません。一方でこのような危うい市場で...
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