最近、さくら事務所のインスペクション(建物診断)でご依頼が多いのが、築年数が経過し土地値で売りに出されている木造アパート。
ある程度の築年数になると建物の状態は、それはもう物件によりさまざまです。「 お、これはお買い得だな 」 と思えるものもあれば、購入後かなりお金がかかりそうな物件。10年も持たないであろう物件。地震が来たら一発でアウトの物件などなど。金融機関は建物の状態について実質的にまったくケアしませんし、現在の不動産仲介の流れの中では建物の劣化具合について把握されていないのですから、購入者がしっかりと確認する必要があります。
【写真1】は購入後に配水管の水漏れが発覚し、その部分を解体したところ。主要な木部もすでに腐っており、写真以外の広範囲にわたっているため、修繕するには莫大な費用がかかります。なにより配水管ももうボロボロで、水漏れを防止するためには一通り交換しなければならないでしょう。
【写真1】
そしてもっと大きな問題があります。それは「耐震性」です。築年数も20年後半~30年程度になると、大きな地震が来たらひとたまりもないであろう物件がたくさんあります。【写真2】は別の物件ですが...
ある程度の築年数になると建物の状態は、それはもう物件によりさまざまです。「 お、これはお買い得だな 」 と思えるものもあれば、購入後かなりお金がかかりそうな物件。10年も持たないであろう物件。地震が来たら一発でアウトの物件などなど。金融機関は建物の状態について実質的にまったくケアしませんし、現在の不動産仲介の流れの中では建物の劣化具合について把握されていないのですから、購入者がしっかりと確認する必要があります。
【写真1】は購入後に配水管の水漏れが発覚し、その部分を解体したところ。主要な木部もすでに腐っており、写真以外の広範囲にわたっているため、修繕するには莫大な費用がかかります。なにより配水管ももうボロボロで、水漏れを防止するためには一通り交換しなければならないでしょう。
【写真1】
そしてもっと大きな問題があります。それは「耐震性」です。築年数も20年後半~30年程度になると、大きな地震が来たらひとたまりもないであろう物件がたくさんあります。【写真2】は別の物件ですが...
この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる