• 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集
  • 収益物件 売却査定

7,637アクセス

買い急いで失敗 建物に大きな問題が

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第48話

2010/3/24 掲載

首都圏郊外にある中古のRC(鉄筋コンクリート)の賃貸マンション。2006年の不動産投資バブルのころに買われた物件です。あのころは金融機関の融資も非常にユルく、一定の条件さえ備わっていれば自己資金ゼロで億単位の借り入れができる時代でした。

このような条件の下では当然多くの投資家が雪崩を打って買いに走り、その結果として、いま思えば信じられないような高値での取引も行われていました。めぼしい物件がメルマガなどで紹介されると、まだ誰も物件を見てもいないのに5件も10件も買い付けが入るなどという、破壊的なやり取りが繰り広げられている場面もあったのです。

今日はそんな中で取引された物件のお話ですが、あれから4年たち、急速に物件の状態に変化が現れ始めたために、さくら事務所にホームインスペクション(建物診断)の依頼があったものです。

【写真1】


【写真1】は外壁部分。なにか広範囲で湿ったような跡があります。雨が降った直後なら当たり前の姿ですが、常にこのような状態になっているのです。触ってみると確かに湿っています。

【写真2】


【写真2】は外壁の継ぎ目部分。ここは重点的に湿っており、一部ではこのようなはがれもみられま...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

プロフィール

■ 長嶋 修さん

長嶋 修さん

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

長嶋修さんのブログ

不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

【連載中のコラム】


【著書一例】



ページの
トップへ