2006年7月の「週刊東洋経済」では2人の専門家が、それぞれ新築マンション市場について以下のような発言をしている。
不動産業界のシンクタンク代表である彼らに直接、発言の真意を聞きたいところだが、可能性としては大きく2つある。
まずひとつ目は 「 ちょうちん発言だった 」 というもの。彼ら業界シンクタンクの顧客...
このあとの新築マンション市場の凋落は、みなさんご存知の通り。売れ行きはガタ落ちし、価格も大幅に下落、市場では値引き合戦はもちろん、業者の淘汰まで始まっている。現実は彼らのコメントとは真逆の方向へ向かい、マンションデベロッパーにとって 「 最後の売り時 」 となり、「 土地神話 」 など誰も信じなくなった。かのコメントをした彼らはいま、何を思うのだろうか。
「 今から思えば、00~04年までが値段のボトムだった。しかし、今後は金利上昇など消費者にはいい事が少ない。やはり、今が最後の買い時だろう。」
「 今年はバブル以降、最大のマンションブームになる。買い急がないと優良物件はなくなってしまう。待っていれば、イイものが出てくるという時代ではない。資産インフレの時代、土地神話の復活だ!」
不動産業界のシンクタンク代表である彼らに直接、発言の真意を聞きたいところだが、可能性としては大きく2つある。
まずひとつ目は 「 ちょうちん発言だった 」 というもの。彼ら業界シンクタンクの顧客...
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