「 日本の人と不動産の関係はこれから大きく変化する 」 ということは、本連載などを通じて何度もお話ししてきたことですが、いよいよ体制変化の時期が訪れています。
10月25日 (月) に 「 ハ会シンポジウム 」 が行われました。このシンポジウムは、業界有志が集まり、あるべき日本の住宅業界について討論を行うというものです。今回のテーマは、 「 人・街・住まい・都市 」 。私たちが住宅を購入したり不動産投資を行う場合 「 不動産は【 立地 】 が重要である 」 ということは誰もが知っていることですが、この 【 立地 】 の概念が今後大きく変わっていくことが知られています。
原因は皆さんご存じのとおり、人口減少や少子・高齢化、経済の成熟などです。2055年には高齢化率約40%、人口は8000万人〜1億弱となり、都市は低密度化します。世帯構成も、単身世帯は25年で2倍 高齢世帯は25年で4倍となるなどその内訳が大きく変化します。
このままでは時間が経過すればするほど、日本全国空き家だらけ、人口密度の低くなる多くの地域では上限水道のインフラやごみ収集などの行政サービスの効率も悪化し財政が立ち行かなくな...
10月25日 (月) に 「 ハ会シンポジウム 」 が行われました。このシンポジウムは、業界有志が集まり、あるべき日本の住宅業界について討論を行うというものです。今回のテーマは、 「 人・街・住まい・都市 」 。私たちが住宅を購入したり不動産投資を行う場合 「 不動産は【 立地 】 が重要である 」 ということは誰もが知っていることですが、この 【 立地 】 の概念が今後大きく変わっていくことが知られています。
原因は皆さんご存じのとおり、人口減少や少子・高齢化、経済の成熟などです。2055年には高齢化率約40%、人口は8000万人〜1億弱となり、都市は低密度化します。世帯構成も、単身世帯は25年で2倍 高齢世帯は25年で4倍となるなどその内訳が大きく変化します。
このままでは時間が経過すればするほど、日本全国空き家だらけ、人口密度の低くなる多くの地域では上限水道のインフラやごみ収集などの行政サービスの効率も悪化し財政が立ち行かなくな...
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