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立地の概念が変わる

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第62話 著者のプロフィールを見る

2010/10/27 掲載

「 日本の人と不動産の関係はこれから大きく変化する 」 ということは、本連載などを通じて何度もお話ししてきたことですが、いよいよ体制変化の時期が訪れています。

10月25日 (月) に 「 ハ会シンポジウム 」 が行われました。このシンポジウムは、業界有志が集まり、あるべき日本の住宅業界について討論を行うというものです。今回のテーマは、 「 人・街・住まい・都市 」 。私たちが住宅を購入したり不動産投資を行う場合 「 不動産は【 立地 】 が重要である 」 ということは誰もが知っていることですが、この 【 立地 】 の概念が今後大きく変わっていくことが知られています。

原因は皆さんご存じのとおり、人口減少や少子・高齢化、経済の成熟などです。2055年には高齢化率約40%、人口は8000万人~1億弱となり、都市は低密度化します。世帯構成も、単身世帯は25年で2倍 高齢世帯は25年で4倍となるなどその内訳が大きく変化します。

このままでは時間が経過すればするほど、日本全国空き家だらけ、人口密度の低くなる多くの地域では上限水道のインフラやごみ収集などの行政サービスの効率も悪化し財政が立ち行かなくな...

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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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