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賃貸住宅のライバルを研究せよ!

長嶋修さん_画像 長嶋修さん 第8話 著者のプロフィールを見る

2008/7/23 掲載

多くの地域で空室に苦しむ大家さんがたくさんいます。
今後この傾向は拡大する一方であることは、人口減少と世帯数の減少から容易に説明できます。

日本にはすでに 700万戸以上の空き家があります。世帯数が 4700万戸であるのに対して、住宅数はなんと 5400万戸も!しかもこれは平成 15年のデータですから、現在はもっとたくさんの空き家があることでしょう。日本全体を賃貸住宅経営にたとえると、その空室率は 12パーセントを超えます。一国の適正な空室率は 5パーセント程度といわれており、まさに日本は 「 全国空き家だらけ 」 といった状況なのです。

「 それなら人口が増加する地域に投資をすればいいではないか 」 という意見が聞こえてきそうです。ところがこのような考えで、人口増加地域に多くのアパートが乱立した結果、需要と供給のバランスが崩れ、人口増加地域のほうがむしろ空き家がたくさんあるというのが実情です。

さて、このような状況の中、どのような地域に、どんな物件を提供すれば、安定した不動産投資が行えるのでしょうか?そもそも、これだけ賃貸住宅の供給過剰が明らかであるなか、不動産投資に未来はあるのでしょうか?
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プロフィール

長嶋修さん

長嶋修さんながしまおさむ

不動産コンサルタント
さくら事務所 会長

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経歴
  • 不動産デベロッパーで支店長として幅広く不動産売買業務全般を経験後、1999年に業界初の個人向け不動産コンサルティング会社である、不動産の達人 株式会社さくら事務所を設立、現会長。

    以降、様々な活動を通して“第三者性を堅持した個人向け不動産コンサルタント”第一人者としての地位を築く。国土交通省・経済産業省などの委員も歴任。

    2008年4月、ホームインスペクション(住宅診断)の普及・公認資格制度をめざし、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会を設立、初代理事長に就任。

    また、TV等メディア出演 、講演、出版・執筆活動等でも活躍中。

    現在、「東洋経済オンライン」、「Forbes JAPAN WEB」等で連載コラムを執筆中。業界・政策提言や社会問題全般にも言及。

    主な著書に、『空き家が蝕む日本』(ポプラ社)、『不動産格差』(日本経済新聞社)、『5年後に笑う不動産』(ビジネス社)等。

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