1月。東京新聞に以下のような記事が掲載されました。少し長くなりますが引用します。
● 「 東京新聞:困った【 旗ざお長屋 】世田谷区、規制へ:社会 」
住宅地として人気の高い東京都世田谷区で、都条例でアパートやマンションを建てられない「 旗ざお敷地 」に高さ十メートル近くの長屋が建築され、「 火災時の避難や消火活動が心配 」などとする近隣住民とトラブルになる事例が相次いでいる。
世田谷区は「 周辺との調和を損なう 」として大規模な長屋の新規建築には一定の歯止めをかける方針を固めた。住環境への配慮を定める区条例の改正を軸に検討し、二〇一二年度早期の実施を目指す。
旗ざお敷地は、表の道路と接する通路が細長く、奥の方に土地が広がり、上空から見ると、旗を掲げたポールのような形をしている。
都建築安全条例では、マンションなど玄関や廊下を共用する共同住宅は、避難が滞りかねないという防災上の理由から建築を規制。一方、複数の住戸が連なる長屋の場合、それぞれ独立した一階の玄関から直接避難できることから、規制の対象外とされている。
世田谷区では、二~三階建ての「 重層長屋 」も建築されているが、近隣住民が「 火災な...
● 「 東京新聞:困った【 旗ざお長屋 】世田谷区、規制へ:社会 」
住宅地として人気の高い東京都世田谷区で、都条例でアパートやマンションを建てられない「 旗ざお敷地 」に高さ十メートル近くの長屋が建築され、「 火災時の避難や消火活動が心配 」などとする近隣住民とトラブルになる事例が相次いでいる。
世田谷区は「 周辺との調和を損なう 」として大規模な長屋の新規建築には一定の歯止めをかける方針を固めた。住環境への配慮を定める区条例の改正を軸に検討し、二〇一二年度早期の実施を目指す。
旗ざお敷地は、表の道路と接する通路が細長く、奥の方に土地が広がり、上空から見ると、旗を掲げたポールのような形をしている。
都建築安全条例では、マンションなど玄関や廊下を共用する共同住宅は、避難が滞りかねないという防災上の理由から建築を規制。一方、複数の住戸が連なる長屋の場合、それぞれ独立した一階の玄関から直接避難できることから、規制の対象外とされている。
世田谷区では、二~三階建ての「 重層長屋 」も建築されているが、近隣住民が「 火災な...
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