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パン屋での独立をやめて大家になった理由。家族を守るノアの箱舟を作ろう。

西野浩樹_画像 西野浩樹 第21話

2020/5/2 掲載

ステイホーム、続いていますね。約10年パン職人をしていた経験から、毎日、家で子供たちにパンの焼き方を教えています。その結果、子供もパンを焼くことができるようになりました( 写真は親子共同作品です )



パンを焼くときに小麦粉を混ぜて生地を作るのですが、前日の晩に生地を作って冷蔵庫の野菜室で一晩寝かせて一次発酵させます。10時くらいに成形して常温発酵させればお昼には美味しい焼き立てパンを食べることができます。

と、文字で書くと簡単なのですが、パンの発酵はその日の湿度や気温によって微妙に違っていて、なかなか手がかかるんです。イーストが元気な日もあればそうでない日もあって、見極めが肝心です。

朝一で冷蔵庫の生地の顔を見て、元気がなさそうなら早めに生地を常温に置きなおしたり、元気が良すぎる時は野菜室から冷蔵庫の方に移してちょっと元気をなくしてもらったりして調整します。

これ、僕はもうずっとやっていたので、自然とできるんですが、他の人には難しい様子です。その理由は「 暗黙知 」で説明可能です。暗黙知とは個人の知識( ナレッジ )で形式化( 言語化、データ化、情報化 )したり、他人に伝えたりするのが難しいもののことです。

暗黙知の反対が、「 形式知 」です。これは明示的なもので、論理的な伝達・表現手段によって伝達することが可能なもののことです。暗黙知=昔取った杵柄が生きているという考え方もできますね。



■ 会社の売り上げが増えても給料は増えない

話は変わりますが、30歳のころ、僕が異動先でパン屋の担当になった時、年間の売上げが8,000万で500万円の赤字でした。その後、3年間で売上げを1億円、利益を700万円へ改善することができました。

でも、サラリーマンだったので会社の評価は5段階S、A、B、C、Dの中で「 B 」でした。4月の昇給で5,000円程度、給与が上がっただけでした。ボーナスも合わせると年間85,000円くらい上がったことになります。

会社は3年間で1,200万円くらい利益が増えて、1年平均400万円くらい儲かったのに、僕は1年間で8万5,000円しか収入が増えませんでした。ちなみに、僕の任されたパン屋の正社員は僕一人でした。( すべて僕の力とは言いませんが )

会社は、リスクをとってパン屋を経営しているので取り分が多いのは理解できます。しかし、30歳だった僕は「 こんなのは理不尽だ 」と思い、しばらくの間、パン屋として独立しようかと思っていました。



ところで、日本の社会で「 普通の働き方 」というと、学校を卒業してサラリーマンとして働く事だと思います。実際、日本の就業者は6,400万人くらいで、雇用者は5,700万人くらいなので、就業者の9割はサラリーマンです。

サラリーマンにはサラリーマンの辛さ、個人事業主には個人事業主の辛さがあると思いますが、どちらも他人の芝生は青く見えるものですし、 どちらが良いとか悪いとかいうのも違うと思います。

ただ、9割近くがサラリーマンの日本社会においては、 サラリーマンという働き方がマジョリティで個人事業主( フリーランス )という働き方がマイノリティと言えるでしょう。

人間は「 普通ではないこと 」をカッコいいと感じる性質があるそうです。そのせいか、僕もその他大勢のサラリーマンをしながら、別の世界を生きる自営業者=パン屋さんに憧れたというわけです。



ちなみに、かつての僕のようにサラリーマンを卒業して、個人事業主になることを目指す人がいる一方で、サラリーマンにしがみつこうとする人もいます。

その中には、働きがゼロでも最低限の対価( 給料 )がもらえるというサラリーマンの特典に慣れて、働かない方が得だという思考回路が出来上がってしまっている人もいます。

定年後は50%の人が自営業者になりますが、そういう人は定年後に大変になると思います。なぜなら、自営業においては働きがゼロなら対価もゼロだからです。

そうならないように、サラリーマン時代から生産性の高い働き方をした方がいいでしょう。そうすれば、自営業者になったとき、働きに見合う対価をもらえることができます。

■ 4つのキャッシュフロークワドラント

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。お金持ちになろうと思ったら、「 金持ち父さん・貧乏父さん 」のキャッフロークワドランドの右側の世界を知らなくてはいけません。

僕はこの右側の世界があることを、この本を読むまで知りませんでした。知らなければ、目指そうともしません。富士山を知らないのに富士山を登頂したいと思う人はいないのと同じです。



左側の世界と右側の世界の違いは、自分が働くか自分以外が働くかの違いです。クワドランドの真ん中の線は物凄く太くて、右の世界と左の世界では全く違う世界といえると思います。

初めて資本主義社会のルールと、クワドランドの右側の世界の存在を知った時は、晴天の霹靂でした。それを知った僕は、独立してパン屋さんになる計画を中止しました。

サラリーマンを辞めて独立して自営業者になったって、クワドラントは左のまま。自分が働かなければお金は入ってきません。目指す方向が間違っていたと思い、右側の世界を目指そうと決めたのです。

そうして不動産投資を始め、少しづつ、左の世界から右の世界に移るためのノアの箱舟を大きくしてきました。あのとき、4つのクワドラントを知ることができて、本当に良かったと思っています。

■ 5夜連続の座談会ウェビナーを開催します

さて、ゴールデンウイークはステイホームで過ごす中で、僕に何かできないかと考えて、僕のメンターや友達に参加してもらい、5夜連続で「 8時だよ!全員集合 ニーノの部屋座談会ウェビナー 」を開催することにしました。



お時間許す方は、気軽に遊びに来てください。なお、座談会の収益はすべて大阪医療従事者支援マスク防護服購入基金に寄付させていただきます。

5月23日には、全国のセミナーが中止になってしまい残念そうにしている ふんどし王子と一緒にzoomセミナーを開きます。コチラもよかったらご参加ください。

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プロフィール

■ 西野浩樹さん(波乗りニーノ)



不動産投資家、ファイナンシャルプランナー
滋賀県彦根市在住
妻と息子二人の4人家族

大家列伝⇒前後編
西野さんのblog
Facebook西野浩樹

■西野浩樹さんのプロフィール

□1973年
石川県金沢市に誕生

流通系会社で労働組合の書記長として、組合員たちの相談に乗る中で、お金の知識の必要性を感じ、ファイナンシャルプランナーの資格を取得

□2007年
社宅について調査する中で、富山市の土地値の安さと家賃の高さの歪みに気づき、富山市内で不動産投資をスタート
その後、新築を中心に物件を買い進める

□2017年
長年勤めた流通系の企業をセミリタイア
家賃収入は約4,400万円、全体の返済比率は約45%

■所有物件

□2007年
富山市内にアパートを新築(7室)売却済み


□2008年
富山市内にアパートを新築(6室)


□2009年
富山市内に借家を新築(2棟)


□2010年
富山市内に借家を新築(2棟)


□2011年
中古戸建購入

□2014年
富山市内にアパートを新築(8室)


□2016年
彦根市内に中古アパート購入(8室)

□2017年
富山市内にアパ―トを新築(10室)


彦根市内に中古アパートを購入(8室)

彦根市内にアパートを新築(8室)


彦根市内に中古戸建購入

□2018年
彦根市内のアパートが完成予定(8室)





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