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FIREの落とし穴。視野を狭めないために大切なこと。副業より複業

西野浩樹_画像 西野浩樹 第47話 著者のプロフィールを見る

2022/5/17 掲載

皆さん、こんにちは!波乗りニーノです。FIREしてから四季の移り変わりをじっくりと堪能できるようになりました。そして感じたのは、日本は春と秋が短くなり、真夏と真冬の期間がどんどん長くなっているのでは、ということです。

調べてみると実際にそのとおりで、過ごしやすいのは4月と10月くらい。それ以外は記録的猛暑日が続く5月から9月と、記録的寒波が続く11月から3月で占められています。一年の気温差が大きいことを示す、ジェットコースター気候という言葉もあるそうです。

コロナ禍で家で過ごす時間も増えていますし、大家としては猛暑や寒波がきても快適に過ごせる住居空間を、提供できるようにしないといけませんね。

■ 人は人でしか磨かれない

4月から、出版記念講演で日本中を飛び回っています。懇親会では毎回、様々な投資家の人と話すことができます。普段以上に、自分の劣っていることや優れていることを客観的に見ることができています。

FIREすると自分でコントロールできることが多くなり、結果として自分の行動範囲を最適化していくため、知り合いが硬直化するなど、コンフォートゾーンから出なくなる傾向があるといわれます。つまり、どんどん自分の視野が狭くなります。

新しい場所に行って新しい人に出会ったり、初めての集まりに参加して年齢や学歴や住んでいる場所が異なる人と話したり、いつもと違うことを体験・体感したりすることで、頭の中で化学変化がおきて様々なアイデアが浮かんできます。

セミナーはまさに、新しい場所や人との出会いの連続です。ですから、帰ってくると自分がこれまでやっていたことを新しい視点で見られます。思考をアップデートできているという事です。

これは、セミナー講師に限った話ではありません。セミナーに参加した人も、会社員として生活していただけでは出会えない人とたくさん話すことができていい刺激になるはずです。ですので、セミナー後の懇親会への参加は激しくおススメします。

そして、できることなら出会った面白そうな人たちとLINE交換をしたり、twitterをフォローしあったりして、その後も情報交換できる体制を作るようにすると、セミナーの価値を何倍にもできると思います。

■ 自分にとっての大切な事

僕は約20年サラリーマンを続けたあとで、会社の定年より約20年早くFIREしました。それから5年以上経過したにも関わらず、どうしてもサラリーマン的な発想をしてしまう時があります。

サラリーマン的な発想とは、「 リスクをなるべく取らない保守的な考え方 」のことです。不動産賃貸業を始めて15年で、今は借り入れが5億円を超えましたが、1億円を超える時は本当にこんなに借りて大丈夫なのかと何度も自問自答しました。

サラリーマン時代に投資を始めて、FIRE後も必要なリスクは取っているつもりですが、事業家の方が大きな借り入れをして勇気をもって攻めていく姿をみると、自分は保守的だなと情けなく思うこともあります。

ただ、保守的だったから、規模の拡大よりも利益と時間の確保を優先し、好きなスノーボードやゴルフを思いっきりできたり、子供たちと一緒に過ごしたり、やりたいことをさせてあげられたりしたという一面もあったかもしれません。

せっかく会社という組織を離れたのに、事業や投資規模の拡大ばかりに取りつかれていては、会社で滅私奉公して昇進昇級を目指していた時の自分と変わらないような気もします。正解はないので、その時の自分が納得いく道を進むしかないのだと思います。

■ 副業より複業

コロナの影響でテレワークが定着したり、労働時間の短縮に向けて佐川急便やファーストリテイリングや日本IBMやヤフーなどが実験的に週休3日制のシステムを導入したりと、労働環境が変化しているように感じます。

日本では長年にわたって長時間労働が常態化しており、残業すること、休まない事が美徳とされていました。そして、結婚・出産・介護などで働き続けることが困難になり、退職者が続出したことで、労働人口の低下を招きました。

今は、終身雇用のメンバーシップ型だった雇用体系がジョブ型に変わる過渡期だと思います。今後、日本でもジョブ型の働き方が増えていけば、各自がそれぞれのライフスタイルに合わせてフレキシブルに働ける日が来ることでしょう。

最近のセミナー後の懇親会では、「 ブラック企業から抜け出すためにFIREを目指していたけれど、コロナ禍で働き方が変わってFIREする気力が薄れてきた 」という声を聞くようになりました。

そういう人には、「 今はコロナ禍で緩んでいるけれど、スタグフレーションで可処分所得が下がる可能性があるし、望まない異動やモンスター上司や部下の登場で状況が変わるリスクもあるから、準備だけはしておいた方が良いのでは? 」とアドバイスしています。

もちろん、働き続けるのもいいことです。FI( ファイナンシャルインディペンデンス )を達成した後もやりがいをもって働く人が増えれば、会社から見れば離職率が下がり、結果として生産性が向上するというメリットが生まれます。

働く側にとっても、自分を犠牲にすることなく働ける環境があるなら、定期収入が得られる会社員の属性は大きな価値があります。自分の子供が働くころには、そんな働き方が当たり前になっている日本になっていてほしいと願っています。

そんな社会を創るには、会社員が自分たち自身で働き方を変えていく意思を持つことが大事だと思います。会社の中で自分の意思を示せるようになるには、給料がなくても困らないレベルのキャッシュフローを得るのが効果的です。

大事なのは、選択肢を増やすことです。そうなるためにも、「 副業 」としての収入の次は、「 複業 」といえるレベルまで、給料以外の収入を増やすことを目指してみてほしいと思います。

■ 5月22日( 日 )のニーノの部屋( オンラインセミナー )のお知らせ

最後に告知です。5月のニーノの部屋のゲストは、満州拉麺マン( 加藤ひろゆきさん命名 )です。融資が引きにくい自営業者がどうやってFIREしたのかについて、タップリとお話ししていただきます。

今回も健美家パートナーセミナーです。お楽しみに!!!



☆詳細・お申し込み⇒コチラ

☆満州拉麺さんの大家列伝⇒コチラ

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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プロフィール

西野浩樹(波乗りニーノ)さん

西野浩樹(波乗りニーノ)さんにしのひろき

FPと簿記1級の資格を持つ不動産投資家・西野浩樹さんが、知らないと損をする社会とお金の仕組みについて紹介します。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □1973年
    石川県金沢市に誕生
    流通系会社で労働組合の書記長として、組合員たちの相談に乗る中で、お金の知識の必要性を感じ、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
  • □2007年
    社宅について調査する中で、富山市の土地値の安さと家賃の高さの歪みに気づき、富山市内で不動産投資をスタート
    その後、新築を中心に物件を買い進める
  • □2017年
    長年勤めた流通系の企業をセミリタイア
不動産投資歴
  • □2007年
    富山市内にアパートを新築(7室)売却済み
  • □2008年
    富山市内にアパートを新築(6室)
  • □2009年
    富山市内に借家を新築(2棟)
  • □2010年
    富山市内に借家を新築(2棟)
  • □2011年
    中古戸建購入
  • □2014年
    富山市内にアパートを新築(8室)
  • □2016年
    彦根市内に中古アパート購入(8室)
  • □2017年
    富山市内にアパ―トを新築(10室)
    彦根市内に中古アパートを購入(8室)
    彦根市内にアパートを新築(8室)
    彦根市内に中古戸建購入
  • □2018年
    彦根市内にアパートを新築(8室)
  • □2019年
    アパートを2棟新築(10室×2)
  • □2020年
    アパートを新築(12室)
  • □2021年
    満室家賃年収約8,500万円、返済比率は45%

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