前回までの消費税のお話の続きです。
■家賃と消費税の矛盾に関する財務省担当者の見解
どうしても、ボールペンの5円の消費税が還付できない理由を知りたい!!
との思いから、数カ月間の紆余曲折を得て最終的にたどり着いたのが、財務省税制2課 の担当○○。
「住宅家賃は、非課税だから10万円の家賃に消費税は転嫁できない。しかし仕入れ率が50%とすると、5万円の仕入れに2,500円の消費税を払うことにより、キャッシュは4万7,500円となる。
事務所に部屋を貸している大家は、同じ条件でも5万円のキャッシュを確保している。我々、住居貸し大家の2,500円はどこへ行った?・・・ 」
とストレートに質問してみました。
その答えは・・・
「 おバカですねぇ…( とは言わなかったが )、免税事業者が課税事業者並みのキャッシュを確保したいなら、還付が受けられない仕入れ税額控除相当額を売価、すなわち家賃に転嫁するのは当然でしょう 」
つまり、現在我々が10万円と設定している家賃は、10万2,500円にせよ!と。
ただしこの2,500円は、消費税ではなく10万円の家賃を頂く為のコストとして上乗せするもの、ということ。
消費税・非課税と...
■家賃と消費税の矛盾に関する財務省担当者の見解
どうしても、ボールペンの5円の消費税が還付できない理由を知りたい!!
との思いから、数カ月間の紆余曲折を得て最終的にたどり着いたのが、財務省税制2課 の担当○○。
「住宅家賃は、非課税だから10万円の家賃に消費税は転嫁できない。しかし仕入れ率が50%とすると、5万円の仕入れに2,500円の消費税を払うことにより、キャッシュは4万7,500円となる。
事務所に部屋を貸している大家は、同じ条件でも5万円のキャッシュを確保している。我々、住居貸し大家の2,500円はどこへ行った?・・・ 」
とストレートに質問してみました。
その答えは・・・
「 おバカですねぇ…( とは言わなかったが )、免税事業者が課税事業者並みのキャッシュを確保したいなら、還付が受けられない仕入れ税額控除相当額を売価、すなわち家賃に転嫁するのは当然でしょう 」
つまり、現在我々が10万円と設定している家賃は、10万2,500円にせよ!と。
ただしこの2,500円は、消費税ではなく10万円の家賃を頂く為のコストとして上乗せするもの、ということ。
消費税・非課税と...
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