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2022年不動産相場予想。高止まりする価格に死角はないのか?

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第137話 著者のプロフィールを見る

2022/1/17 掲載

前回のコラムでは、今年の不動産賃貸マーケットについて書きました。今回は年初ということもあり、今後の不動産価格相場動向について私見を述べたいと思います。

参照:オミクロン株拡大で来年の不動産賃貸マーケットはどうなる?

前回のコラムで触れたとおり、賃貸需要はコロナ禍の影響で、都心の賃貸住宅・オフィス・店舗とも弱含みで推移しています。しかし、不動産売買価格は高止まりで、堅調に推移しています。

この主因としては、日銀が大規模な金融緩和策を維持していることがあげられます。先月の日銀の金融政策決定会合でも、短期金利はマイナスのまま、長期金利もゼロ%程度で推移するように市場に資金を供給し、現状維持することを決めました。

また、日本のみならず、世界中でコロナ禍対策のために潤沢な資金が供給されています。このため、マイホーム取得や事業資金等の実需では消化しきれない低金利の多額の資金が、機関投資家の数百億円クラスから個人投資家の数千万円クラスの不動産投資物件にも流入していて、不動産相場が高止まりしているのです。

現在、円安やコロナ禍の影響からの物流不全による悪いインフレ傾向が見受けられますが、日銀が現在の金融緩和政策...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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