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一歩ずつ増す「金利上昇」の現実味。進む円安で日銀の金融政策修正へ?

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第141話 著者のプロフィールを見る

2022/5/3 掲載

円安やウクライナ情勢の影響で輸入に頼るエネルギーや原材料・食料品の価格が高騰しています。このような状況下、日銀が4月28日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和を維持する方針を決めました。

金利に関するポイントは二つあります。

①長期金利を0に誘導する長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)を継続
②10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)を毎営業日実施

対して、米国は自国のインフレに対応し、利上げを進めています。米国の金利が上昇を続け、日銀が今の金利の枠組みを維持する限り、金利の高いドルに資金が流れ込むため、円安への圧力は続きます。

黒田総裁は、金融政策決定会合後の会見で、次のように述べています。

「 資源輸入国の日本にとって最近の資源価格の上昇は海外への所得流出につながるため、経済にマイナスに作用し基調的な物価上昇率に対しても下押し圧力をもたらす。2%の物価安定目標を持続的に実現するには、現在の強力な金融緩和を粘り強く続けていくことが適当だと考えている 」

日銀の方針に市場は反応し、円相場は20年ぶりに1ドル=131円台まで下落しました。

黒田総裁は「 ...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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