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米国銀行破綻!日本への影響と融資に積極的になる銀行を予測

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第152話 著者のプロフィールを見る

2023/4/5 掲載

3月10日に米国のシリコンバレー銀行( 総資産全米16位 )が破綻しました。続いて12日に同じく米国のシグネチャーバンクが破綻。更に欧米のほかの金融機関に飛び火し、以前より経営不安が囁かれていたクレディ・スイスの株価が急落、スイスのトップ銀行UBSに買収されることが決定しました。

それ以外でも3月下旬現在、米国の地方銀行などの信用不安は収まっていません。今回は、一連の世界的な金融不安が邦銀の不動産融資にどう影響するかを予測します。

■ シリコンバレー銀行破綻の原因

破綻の主因は、米連邦準備制度理事会( =FRB )が極度のインフレを抑えるために急速に政策金利を引き上げたことです。昨年2月には0.25%だったものが、度重なる引き上げで、今年2月には4.75%になりました。

それにより債券マーケットの主な指標となる米国10年債利回りは、昨年初めの1.5%程度から、昨年秋から今年にかけて4%を超えるようになりました。

債券は、金利が上がると、既存の低金利の債券価格が下がります。

シリコンバレー銀行は、主要顧客のIT企業などから預金を集めていましたが、融資先が少なく、米国債や住宅ロー

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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