父が亡くなって、まず直面したのが、家賃の入金管理。
個人自主管理大家ならではのトピックスです。
うちの場合、家賃は、父の個人名義の口座に入居者の方から直接振り込まれていました。
預金口座は、その名義人が他界したことを銀行に報告した時点で凍結されます。
出金はもちろん、入金もできなくなります。
家賃の入金口座は、融資を受けていた銀行にありましたので、凍結されることがわかっていても、融資の返済も止めてもらうために報告しないわけにはいきませんでした。
入居者さんが振込手続きをしても、振り込み不能となってしまいますがやむを得ません。
*このような事態を避けるには、いくつかの手法があるのですが、長くなるので別の機会に説明できればと思います。
そこで、急遽、振込先の変更の通知を作成し、新規に開設した口座に入金してもらうようにしました。
7年前でしたから、すんなり事が進みましたが、今でしたら振り込め詐欺と間違えられるかもしれません。
家賃の入金や経費の支払い作業をなんとか正常化して、次に取りかかったのは相続でした。
相続人は、私の他に母と弟妹3人。
遺言書がありませんでしたので、一つ間違えれば「 相続 」が...
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