ここ最近、金融機関の不動産融資に対するスタンスが積極的になっています。
日銀の金融緩和による潤沢な資金の一部が不動産マーケットに流れ込んでいます。REIT( 不動産投資信託 )などに対するノンリコースローンの伸びも顕著です。
このような資金の流れは現状、不動産業者さんやREITに対するものが主となっていますが、今後、我々個人レベルの大家さんに対してはどうなっていくのでしょうか?
■ 個人大家さんへの融資姿勢を決める2つのポイント
不動産というと同じカテゴリーと思われがちですが、金融機関は、融資を審査する前提として、「 不動産業( 主に開発 ) 」と「 不動産賃貸業 」とにカテゴリーを分けて、スタンスを決めているところが大半です。
「 不動産業 」に対する融資は、短期の融資が多く、融資スタンスは、その時のマーケットの変化に敏感に反応します。「 不動産賃貸業 」でもオフィスや商業・店舗系については、景気の影響を受けやすく、同様のことがいえます。
一方、賃貸住宅をメインとする私たち「 個人の大家さん 」に対する融資姿勢はどうでしょう。私は、次の2つの理由から、すぐに大きく変化することはないだろうと考えて...
日銀の金融緩和による潤沢な資金の一部が不動産マーケットに流れ込んでいます。REIT( 不動産投資信託 )などに対するノンリコースローンの伸びも顕著です。
このような資金の流れは現状、不動産業者さんやREITに対するものが主となっていますが、今後、我々個人レベルの大家さんに対してはどうなっていくのでしょうか?
■ 個人大家さんへの融資姿勢を決める2つのポイント
不動産というと同じカテゴリーと思われがちですが、金融機関は、融資を審査する前提として、「 不動産業( 主に開発 ) 」と「 不動産賃貸業 」とにカテゴリーを分けて、スタンスを決めているところが大半です。
「 不動産業 」に対する融資は、短期の融資が多く、融資スタンスは、その時のマーケットの変化に敏感に反応します。「 不動産賃貸業 」でもオフィスや商業・店舗系については、景気の影響を受けやすく、同様のことがいえます。
一方、賃貸住宅をメインとする私たち「 個人の大家さん 」に対する融資姿勢はどうでしょう。私は、次の2つの理由から、すぐに大きく変化することはないだろうと考えて...
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