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簡単にできる銀行が融資しやすくなる決算対策(その2)

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第29話 著者のプロフィールを見る

2013/5/8 掲載

5月に入り、決算対策についての相談を受けることが多くなりました。
去年書いた第6話「 簡単にできる銀行が融資しやすくなる決算対策 」について質問を受けることもあります。

第6話では、銀行の評価を上げる効果的な手法である「 決算書上の短期借入金の長期借入金への振り替え 」について説明しました。今回はそれに補足して、簡単にできる融資に有利になる決算対策(その2)を紹介します。

■ 役員借入金は明確に分けよう

大家さんの資産保有会社が、役員個人から資産を借り入れることは、よくあると思います。

その際には、短期借入金から長期借入金へ振り替えると共に、もし銀行借入と一緒の勘定科目に表記されているならば、銀行からの長期借入金とは別に「 役員借入金 」等として固定負債に表記することをおすすめします。



銀行が融資を検討する際に参考にしている金融庁の金融検査マニュアルには、以下のように記載されています。

「 代表者等からの借入金等については、原則として、これらを当該企業の自己資本相当額に加味することができるものとする。なお、代表者等が返済を要求することが明らかとなっている場合には、この限りではない 」

役員借入金は、負...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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