区分マンションを買うときに気を付けなければいけないこと

前回の続きです。
ご自分の住まいとして区分マンションの取得を検討されている外国人の方に、ある物件を案内した時のことです。

築４０年程度の大規模な分譲マンションで、オートロックはありませんでしたが、受付には管理会社の方が常駐していて、入居者以外の方が入館する際は名前を書かせるなど、セキュリティは厳しめでした。

エントランス通過後に内廊下を歩いていると、共用部分である各部屋の玄関扉を全戸新しく交換していることに気付きました。ヴィンテージ感が漂いつつも、大規模修繕や清掃はしっかりとされており、管理が行き届いている印象です。

玄関を入って、専有部分の部屋の中を見渡してみても、フルリノベーションされており、古さを全く感じさせません。

私たち大家は、入居付の時に内見セットを次の写真（ 参考例です ）のように設置して内見時の印象を良くすることがあります。その部屋もＩＫＥＡやニトリの小物や照明を使うなど、オーナーの工夫が随所に見られました。




この日、いくつか物件を内覧しましたが、価格・面積・築年・環境等を総合的に判断して、この部屋が一番良かったです。
ただし、ある一点を除いては･･･

その一点とは「 バランス釜 」で...