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築古区分マンションの出口戦略の大きな変化

岡元公夫さん_画像 岡元公夫さん 第48話 著者のプロフィールを見る

2014/2/19 掲載

これまで老朽化した区分マンションの出口戦略としては、建て替えが困難であったことから、売却しての資産の組み換えが主流でした。しかし、これからは、建物取り壊しまで所有するのもありの時代となりそうです。

国土交通省の資料によると、平成24年末時点の全国のマンション戸数は約590万戸。そのうち、旧耐震基準に基づくマンション戸数は約106万戸あります。それに対し、分譲マンションの建て替え事業実施件数は今までの合計で183件しかありません。

今までも、建て替えについては、区分所有者の8割以上の合意があれば可能でした。しかし、建替えしなくても修繕・耐震補強で対応すればよいという方がいたり、建て替え時に仮住居の費用がかかることや、建て替え費用を出さなければならないケースの場合、その資金を経済的に負担できない所有者もおり、建て替えの合意形成は非常に困難でした。

また、これまで老朽マンションの区分所有者が( 建て替えではなく )土地と建物を売却する場合、区分所有者全員の同意が必要でした。しかし、全員の同意を取り付けることは極めて難しく、事実上、売却の道は閉ざされていました。

そこで国土交通省は、耐震性が不足してい...

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プロフィール

岡元公夫さん

岡元公夫さんおかもときみお

亡き父と2代続けての元メガバンカー。
銀行員時代は、東証一部上場の大手不動産会社から個人の大家さんまで、融資主体に幅広く担当。
実家は祖父の代からの小規模ながらの大家さん。

プロフィールの詳細を見る

経歴
  • □2004年
    実家の跡を継ぎ、東京城北エリアでマンション・アパート・戸建を取得開始。

    □2008年2月
    不動産賃貸業の修行の為、不動産開発・運営会社に転職し、プロパティマネジメントの責任者となる。

    □2009年10月
    不動産収入が年間6千万円ほどになり、デッドクロスもクリアできる目途がついたことから、サラリーマンを卒業。

    □2011年
    東京エステートバンク株式会社(東京房屋®)を設立。国内・台湾・中国の投資家・会社経営者の方にコンサルティングを行っている。
不動産投資歴
  • □築44年RCマンション
    1LDK×4戸、2K×8戸

    □築28年RCマンション
    1R×10戸

    □築21年鉄骨マンション
    2LDK×6戸、2DK×6戸

    □築14年木造アパート
    1R×5戸、2DK×2戸

    □登記上築60年 木造戸建(実態は新築同様)
    2LDK×1戸

    □木造戸建てリノベシェアハウス
    2棟×10室

    □区分所有マンション
    2LDK×1戸

    □駐車場12台
    バイクガレージ26台

    □再開発予定木造戸建
    3棟
保有資格

宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
その他生損保等金融関連諸々
税理士試験科目合格
(簿・財・相・固)

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